緑内障

視覚と生活の質を維持する

緑内障は日本人の中途失明の主な原因であり、かねてから早期発見や治療の重要性が強調されています。緑内障の最も有効な治療は眼圧を下げることであり、患者さんそれぞれの病型、背景に合わせて眼圧降下治療を行うことが重要です。全身疾患と緑内障も深く関連があり、他科と連携しながら治療に当たっています。当院では薬物治療やレーザー治療、手術治療を組み合わせ、患者さんと共に視覚維持のための治療に向き合っています。また緑内障は角膜、網膜、ぶどう膜等、他の眼科分野との関連も多く、円滑にチームワークを取りながらで共同で治療に当たっています。

緑内障分野の臨床研究

研究の目的

緑内障治療の中心は点眼による眼圧下降治療であり、継続的な点眼と通院が治療のカギとなります。当院では患者さんとともに歩んでいけるようなシステムの構築を目指しています。また緑内障点眼による副作用は治療継続において大きな障壁となり、点眼と眼表面への影響を最小限にするための研究をしています。

現在行っている研究の内容

緑内障患者通院支援の研究

緑内障患者さんの治療継続をサポートするツールを使用し、患者さんの理解・点眼アドヒアランスの向上に取り組んでいます。

緑内障と眼表面との関連についての研究

緑内障治療による眼表面への影響をマイボグラフィーを用いて研究しています。

代表的な研究・論文実績